天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。国民生活への影響を最小限とするには元日の譲位が望ましいと判断した。譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通し。譲位は「一代限り」として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進める。
(参照URL:http://www.sankei.com/politics/news/170110/plt1701100002-n1.html)
天皇陛下のお気持ちを汲み取り、具体的な方針が政府から提示がされた。
平成という年号は残すところあと2年となる。
私は昭和生まれの世代なので、自分の生きている内に2回も年号が変わるということに正直驚きを隠せない。
歴史の教科書でしか時代の節目を体験したことない者にとって、新しい時代が生まれるというのは不思議な感覚さえ覚える。
よく新聞やコラムを読んでいると”失われた20年“という言葉をよく耳にする。
高度経済成長期を経て、バブル崩壊後平成を進み続けた今、かつての成長大国日本の姿はなくなったという表現で使われる。
バブルを知らない自分にとっては、”今“が現実であり、失われた20年といわれても今一つピンと来ない。
“今“を懸命に生きることが自分の生き方であり、そして後世に何が残せるかという事を考えながら生きていく。
それは決して悲観的な物の考え方ではなく、今日よりも明日をもっと素晴らしい日にしようという考えの表れである。
私は”平成“という時代を生きて育ってきて本当に良かったと思う。
時代に流されることなく、自分で自分の事をしっかりと考えなくてはならないからだ。
そんな”平成“を生きた私は、新しい年号を迎える事を胸を張って迎えたいと思う。
ではまた