とりブロ

【映画:ファンタスティック・ビーストの感想 ※ネタバレ無し】

このブログは、ジャンル問わず身近で気になったものをつらつらと綴っていくブログです。

気になる事に関して、“とりあえず”触って首突っ込んでみようというこのブログ。

 

ブログ名は“とりブロ ~気になったらとりあえず触れてみる~”と名付けました。
聞いた事はあるけどよく知らないだとか、最近流行ってるけどどんなもんか気になる、
といったものをノージャンルで触れていこうと思っています。

 

 

早速今回触れてみる物を発表します。

 

第1回は分かりやすく【映画】にしてみました。

というのも最近とりあえず見てみっかというつもりで見た映画があったので、
このブログにぴったりだと思い紹介したいと思います。

その映画は・・・

 

 

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』です。

 

 

まぁ私は『ハリーポッターシリーズ』はほとんど見たことが無く(大昔にパート1をみただけ)、
果たしてそんな人間にも、ハリーポッターの新シリーズは楽しめるのかと気になり、
見に行ってみました。

なので、ファンというよりは、ハリーポッターはよう知らんけど、
ちょっと興味あるっていう人に読んでもらえればと思います。

(あ、ストーリーのネタバレはしません。)

 

 

原題: Fantastic Beasts and Where to Find Them. (幻の動物とその生息地)

 

 

【あらすじ】

舞台は「ハリーポッターシリーズ」の約70年前、
1926年のアメリカ・ニューヨーク。

“魔法動物学者”のニュート・スキャマンダーは、
世界中を旅しながら魔法動物の保護や世話、捕獲を生業としていた。
彼の持つスーツケースは魔法のスーツケースで、
その中にはたくさんの魔法動物が詰め込められている。

とある理由によりニューヨークに下り立ったニュートだったが、
スーツケースから動物達が脱走していることに気付く。
動物達を逃がしたことで、米国魔法省に罪に問われたニュート。
時を同じくして、ニューヨークで不可解な事件が起き、
“魔女”の仕業だと声を上げる人が出ていた。

ニューヨークを、そして米国魔法省を巻き込んだ事件は、
魔法界の存在を揺るがす事件へと発展していく。

 

【登場人物】

ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)

人間よりも魔法動物達を愛するちょっと変わり者の青年。
私は、ハリーポッターシリーズを見てなかったので、知らなかったのですが、
前作でハリー達が使用していた教科書のの著者だそうです。
(その時の教科書の名前が、Fantastic Beasts and Where to Find Them.)

前作と違い、大人の魔法使いの魅力が見られて良いです。
序盤からテンポよく進んでいきますが、
変わり者という事もあり、ちょっとイラッとするところがあるかも。
それも彼の魅力の1つなんでしょうが。

 

ちなみに、俳優の佐藤隆太に似てると思いました。

似てない?

 

 

登場キャラ一覧

 

他にも多数の魅力的なキャラクターが出てきますが、
私が一番気に入ったのは、ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)でした。

 

彼は、魔法を持たない人(ノーマジ)で、主人公たちの騒動を目撃してしまういわゆる巻き込まれキャラ。
最初は騒動に巻き込まれてわけも分からず翻弄されっぱなしですが、
物語終盤に連れて、彼の人間としての魅力をどんどん感じることができます。
ラストは思わずグッと来るものがありました。
やっぱり洋画のぽっちゃりキャラはどの作品も愛らしいですね。

 

【感想】

後から人に聞いたり、調べたりすると前作に出てきたワードがちょいちょい出てきていました。
ニュートの出身校がホグワーツだったり、彼の恩師が“ダンブルドア”だったり。
(ダンブルドアという名前は覚えてました。)

ファンの方はそういったワードに関して様々なフラグや伏線を見つけたりするのが1つの楽しみでしょうか。

 

で、初見さんに対してはというと、
ファンタジー物として純粋に楽しめる作品ではないかと思います。

 

作品自体は、全5作になるとの事ですが、
今作は序章というよりも本当に触りも触り。
主人公たちの紹介や、1作完結の物語に終始したので、
次回作が凄い楽しみ!といった感じではなかったです。

 

しかしながら、随所にでてくる魔法のシーンは、見ていてワクワクしますし、
何より影の主人公である魔法動物達がとても魅力的に描かれていました。
個人的に一番好きだったのは、青い蛇みたいなやつですね(名前忘れた)

 

こいつもかわいい

 

 

また、登場人物が皆大人だったこともあり、物語のテンポは非常に良かったですし、
程よいシリアスとコミカルな演出は、現実世界に紛れ込むファンタジーを、
より魅力的に魅せていたように感じました。

 

ただ、これは前作を知らないので何とも言えませんが、
今作は登場人物の背景や関係性の表現に重きを当てているように感じました。

登場人物を魅力的に見せるために枠を割くのは大事ですが、
肝心のファンタジー部分の演出が、もう一越えしてほしいなと。
(特に杖で戦うシーンとかいまいちに思えたので)

 

あえてなのかどうかは分かりませんが、すごい現実的な魔法に見えたので、
個人的にはあっと驚く魔法の演出が見たかったです。

 

というわけで、点数を付けるならば75点くらいでしょうか。

ちょっと辛めの点数を付けましたが、決してつまらないというわけでありません。
初見、そしてファンタジー映画という観点から見たときの評価なので、
人によって楽しみ方が様々な今作においては、ぜひいろんな人から感想を聞きたいと思いました。

 

ちなみに今作ジョニー・デップが参加しています。
ぜひチェックしてみてください。

 

凄い髪形ですね。
というわけで第1回のとりブロは終わりです。

次回は、また違うジャンルに触れてみたいと思います。

 

 

ではまた。