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【サントリーが新商品開発を抑制 第3のビール消滅へのカウントダウン】

サントリービールが例年数種類出している大型新商品の開発を今後数年は抑制する方針を出しました。
その代わりに「ザ・プレミアムモルツ」などの機関ブレンドの育成を優先するします。
これは、”2017年度税制改正大綱“を鑑みての方針転換とみられます。

ご存知の方も多いかと思いますが、今年2017年の酒税改正でビール系飲料の一本化が図られます。
具体的には、

  1. ビール系飲料の税額については、2020年10月から2026年10月までに3段階で一本化を行う。
  2. 2020年10月にビールは350mlあたり7円減税し70円、第三のビールについては350mlあたり9.8円増税し37.8円
  3. 2023年にさらに増税・減税を実施
  4. 2026年10月に54.25円に統一

が行われる予定です。
これらを実施する背景として、「似た味の飲み物なのにもかかわらず、税額が違うために日本独特の市場のゆがみが生じている」という事情があるようです。
価格競争ではなく、正規のビールをちゃんと売っていきましょうということのようですね。

こんな風にビールの種類で税率が違うのって日本だけのようです。
確かに最近の発泡酒ってどんどん味が良くなっていますから、いずれビールと遜色がつかなくなるかもしれませんね。
味は変わらなくて、さらに安くという日本人の変態技術力がここでも発揮されたようです。

ちなみにその他の飲み物として、

となります。

大雑把な言い方をすれば、高い飲み物が安く飲めるようになり、安い飲み物が高くなりますってことです。
そうすると、わざわざビール以外の発泡飲料を飲むことはなくなるかもしれませんね。
この方針転換が良いかどうかは何とも言えませんが、いたずらに価格競争を繰り返し、商品の質を落とすよりかはよいのかもしれません。

ではせっかくなので、ビール、発泡酒、第3のビールについて紹介したいと思います。

ビール

言わずと知れたお酒の王様ですね。
大麦の麦芽にホップを加えて発酵させて作ります。
ホップというのは、蔓性の植物でビールの保存性を高めると同時に、あの独特な香りや苦みを出します。


これがホップです。

日本では4大ビールメーカーと呼ばれる、アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーが主要のビールメーカーとなります。
メイン商品は、

アサヒ・・・アサヒスーパードライ
キリン・・・キリン一番搾り
サッポロ・・・サッポロ生ビール黒ラベル、エビスビール
サントリー・・・ザ・プレミアムモルツ

皆さんはどのビールが好きですか?
私はキリンが一番好きです。

発泡酒

発泡酒はビールと製造方法は同じなのですが、麦芽の使用量が異なります。
原料の3分の2以上の麦芽を使用しているものをビール、それ以下が発泡酒となります。
また、ビールでは使用できない原料を使用することも出来ます。
第2のビールはこれです。

発泡酒の商品としましては、

アサヒ・・・アサヒスタイルフリー、アサヒ本生ドラフト
キリン・・・淡麗極上〈生〉、淡麗グリーンラベル
サッポロ・・・サッポロ極ZERO、サッポロ北海道生搾り
サントリー・・・無し(2012年に撤退)

こうやって見るといろんな発泡酒があるんですね。

新ジャンル

いわゆる第3のビールがこれにあたります。
第3のビールが、「原料が麦芽以外」、「発泡酒に別のアルコールを混ぜる」という方法で開発したビール風の発砲飲料となります。

第3のビールの商品としましては、

アサヒ・・・クリアアサヒ、アサヒオフ
キリン・・・キリン のどごし<生>
サッポロ・・・サッポロドラフトワン、サッポロ麦とホップ
サントリー・・・金麦

一度は飲んだことがあるものも多いのではないでしょうか。

全てのビールの酒税が統一されるのはもう少し先の話になりそうですが、お店や家で飲むお酒のスタイルが、少しずつ変わっていくかもしれませんね。

ではまた