水回り住宅設備メーカーの業界団体、日本レストルーム工業会は17日、トイレの操作パネルのピクトグラム(絵記号)を統一すると発表しました。
2020年の東京オリンピックを控え、外国人観光客にも分かりやすいようにデザインを一新したようです。

その気になる内容はコチラ。

結構ガラッと変更しましたね。

個人的には意外とわかりやすくなったような気もしますがいかがでしょうか。

絵記号(ピクトグラム)は、なんらかの注意を喚起するためにあるので、一目見てパッとわかるものでなくてはなりません。
そういった意味では、今回の記号の統一は良い変更ではないでしょうか。

国内のメーカーが17年度以降の新製品から順次切り替えていくようです。

マークの変更といえば、最近こちらも話題にあがりましたね。

そう、観光地でおなじみ温泉マークです。

日本人としては、なじみ深い記号ではありますが、海外の方からすると、

  • 暖かい食べ物?
  • コーヒーかな?
  • 焼肉?

といった意見がでており、こちらも、東京オリンピックをにらんで、マークの変更が検討されました。

それがこちら

うーんなんとも・・・

まぁ温泉に見えなくもないですが、違和感を凄い感じますね。
釜茹で?

これに対して、観光地各所から猛反発
地域内の温泉マークの変更は、非常に時間と費用がかかるのでやめてほしいという意見が多く出ました。

ネットからも懐疑的な意見が多数。
その国独自文化をわざわざ変えることに不満を感じているようです。

結果的に、「温泉マークを従来のまま継続させる」という方針で一応の決着はでたみたいですが、今後海外のお客さんを誘致するにあたり、こういった問題はこれからも出てきそうな気がします。

記号というのは、その形や色そのものに意味を持たせなくてはならないものではありますが、時には独自の文化や風流を守るためにそういった利便性とのバランスを考えなくてはならない。
そういった事を考えさせられる一幕でした。

ではまた。